2025年2月21日(金)放送のじゅん散歩は「谷中」
この記事では高田純次さんが訪れた場所をご紹介しています。
前回は日暮里でした↓
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【じゅん散歩】谷中で訪れたのは?2月21日放送
谷根千エリアは、古い建物や街並みが残る下町情緒あふれる地域です。
最近ではこれらの古い建物を活かしたリノベーション施設が増えていて、カフェや雑貨店、ギャラリーなど、個性的なお店が集まっています。
今回はそんなリノベーション施設をめぐるお散歩となったようですね。
繪処(えどころ)アラン・ウェスト
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■住所
〒110-0001 東京都台東区谷中1丁目6−17
■電話番号
03-3827-1907
繪処アラン・ウェストは、東京・谷中にある日本画家アラン・ウェスト氏のアトリエ兼ギャラリーです。
ワシントンD.C.で生まれ育ったアランさんは、裏山の木々や草花の美しさに魅了され、幼い頃から植物画を描き始めます。
絵画教室で油絵を学び、14歳で劇団の背景画を手掛けるほどの腕前を持つようになったが、植物の繊細な色彩や質感を表現しようとすればするほど、油絵へのストレスが募っていったとそう。
そんな時、運命的な出会いが訪れます。
それは全米トップクラスの美術大学在学中に訪れた日本で、日本画の岩絵具に出会ったことでした。
「透明感があって美しく、繊細な表現ができるのかと感動した」というアランさんはアメリカで大学卒業後再び来日し、東京藝術大学で日本画の大家、加山又造教授に日本画を学び、大学院卒業後は、日本画家として活動しています。
「繪処アラン・ウェスト」では、アランさんが絵を描く姿を気軽に見ることができます。
「毎日この前を通る人、たまたま通りかかった人に少しずつ絵が完成していく様子を見せて、少しでも日本画に興味を持ってもらいたい」というアランさんの想いがこめられています。
谷中のヒマラヤスギ
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■住所
〒110-0001 東京都台東区谷中1丁目6−15
谷中のヒマラヤスギは、台東区谷中一丁目「ミカドパン」というパン屋(現在は閉業している)のとなりにある大きなヒマラヤスギの木です。
谷中のシンボルとして親しまれていて、その大きさは約20メートル、目通り幹周は約4メートル、樹齢は約100年と推定され、谷中の街並みと共に歴史を歩んできました。
元々は鉢植えのヒマラヤスギが根付いたものだそうですが、その生命力に驚かされますね!
しかしこのヒマラヤスギ、2019年の台風19号で多くの枝が折れ、通行人に危険が及ぶ可能性があったため、台東区はやむなく剪定を行いました。
そのため、以前の姿とは少し変わってしまいましたが近くにはお寺や神社、商店街などもあるので、昭和レトロな街並みが残る谷中地区の観光名所の一つとなっています。