2024年7月28日に開催される第17回書道パフォーマンス甲子園。
今年は109校からの申し込みがあり、演技動画と作品写真による予選審査が行われました。
本記事では日本全国の各ブロックの代表として本戦出場に選ばれた学校をご紹介します。
【2024】書道パフォーマンス甲子園予選結果 本選出場校はどこ?
予選を通過した21校と能登半島地震復興応援枠として2校、計23校が本戦に出場します。
出場歴もあわせてご紹介します。
北海道・東北ブロック
■青森県 青森県立八戸東高等学校
2大会連続8回目
■宮城県 仙台育英学園高等学校
3大会連続3回目
関東ブロック
■茨城県 水戸葵陵高等学校
6大会連続6回目
■埼玉県 本庄東高等学校
7大会連続7回目
■埼玉県 早稲田大学本庄高等学院
2大会連続3回目
■千葉県 八千代松陰高等学校
2大会連続2回目
中部ブロック
■長野県 長野県松本蟻ヶ崎高等学校
9大会連続10回目
■岐阜県 岐阜県立岐阜高等学校
6大会連続6回目
■愛知県 愛知県立愛知商業高等学校
2大会連続5回目
近畿ブロック
■兵庫県 尼崎市立尼崎双星高等学校
2大会連続6回目
■兵庫県 兵庫県立須磨東高等学校
5大会連続7回目
中国ブロック
■鳥取県 鳥取城北高等学校
5大会連続6回目
■島根県 島根県立松江東高等学校
2大会ぶり6回目
■岡山県 岡山県立岡山東商業高等学校
6大会ぶり2回目
■広島県 広島県立神辺旭高等学校
2大会連続3回目
※四国中央市発足20周年を記念し、昨年の優勝校がいる中国ブロックは1枠増やしています。
四国ブロック
■香川県 香川県立高松商業高等学校
2大会ぶり10回目
■愛媛県 愛媛県立川之江高等学校
2大会ぶり4回目
■愛媛県 愛媛県立新居浜西高等学校
5大会ぶり5回目
■愛媛県 愛媛県立三島高等学校
4大会連続13回目
九州ブロック
■福岡県 福岡県立八幡中央高等学校
14大会連続14回目
■熊本県 熊本中央高等学校
初出場
復興応援枠
■石川県 石川県立能登高等学校
初出場
■石川県 日本航空高等学校石川
初出場
能登半島地震で影響のあったこの2校は、復興応援枠として予選審査は行わずに本戦に出場できることになりました。
書道パフォーマンス甲子園は、東日本大震災や熊本地震で被害のあった地域の学校を本戦に招くなど、四国中央市にしかできない復興応援に努めています。
【2024】書道パフォーマンス甲子園 予選審査基準は?
書道パフォーマンス甲子園の予選を通過し本戦に出場できる学校はどのように決まるのでしょうか。
出場校の数、審査基準などを次で解説していきます。
本戦出場校の数はどう決まる?
本戦出場校数は20校程度とされています。
各地方ブロックにおける本戦出場校数は、全体の応募校数に対する各地方ブロックの応募校数の割合により決定します。
次のような計算式があり、各地方ブロックにおける本戦出場校数が決まります。(小数点以下切捨)
本戦出場校数20校 × 全応募校数に占める当該ブロック応募校数の割合
= 該当ブロック選出校数
上の計算式により算出された本戦出場校の合計が20校程度に満たない場合は、各地方ブロック内における選出校数の割合が低い地方ブロックから順に割り当てられます。
応募があった地方ブロックからは、必ず1校は選出されます。
2024年は関東ブロックが21校、四国ブロックが20校と応募校数が多く、本戦出場校の4枠をかけて激戦区だったようですね。
特に関東ブロックは本戦に連続出場している学校が多い印象ですが、全体的にみると数大会ぶりに出場を決めている学校もあります。
メンバーが入れ替わったりして、力をつけてきている学校も多いのではないでしょうか。
審査項目は?
予選審査は書道パフォーマンスの動画と作品の写真により審査されます。
審査は書道部門とパフォーマンス部門に分けて行い、それぞれ2名の審査員によって審査されます。
審査される項目はこちら。
【書道部門】
「書の美」「紙面構成」「用筆の正確さ」「総合」
【パフォーマンス部門】
「所作の美」「構成・演出」「演技・身体表現」「総合」
各審査員がこれらの審査項目による採点を行います。
その採点結果に基づいて地方ブロック内の順位を得点として計算し、その得点つまり順位点の合計が最も少ない学校を1位とします。
得点が少ない方がいいというのもちょっと違和感がありますが、順位の数字がそのまま得点になるので、上位の学校の方が点数が少ないということになりますね。
【同点の場合の決定方法は?】
■審査項目による採点が同点の場合
各審査員の判断により順位が決定されます。
■順位点の合計が同点の場合
審査項目における書道部門の採点合計が高い学校を上位とします。
■書道部門の採点合計が同点の場合
当該ブロックの予選審査員長の順位点により決定されます。
【2024】書道パフォーマンス甲子園予選結果|本戦出場校はどこ? まとめ
2024年7月28日に開催される第17回書道パフォーマンス甲子園に出場が決定した学校をご紹介しました。
厳しい審査を通過した23校が本戦で書道パフォーマンスを披露してくれます。
書道家の卵たちの熱き戦いから目が離せませんね!