NETFLIXで配信中の「阿修羅のごとく」。
向田邦子原作のドラマを是枝裕和監督がリメイクし、話題となってます。
父親の愛人疑惑をきっかけに、久しぶりに顔を合わせた4人の姉妹の、華やかなようでどこか寂しい、それぞれの生き様を描いたホームドラマの傑作といわれています。
そしてこの作品に欠かせないのがレトロで懐かしさただよう背景。
この記事では昭和54年が舞台となっている「阿修羅のごとく」の撮影場所を探ってみました。
【阿修羅のごとく】ロケ地はどこ?
NETFLIXシリーズ「阿修羅のごとく」は35ミリフィルムで撮影されていることもあり、まるで昭和時代にタイムスリップしたかのような印象を受けますよね。
衣装やヘアスタイルも懐かしかった!
ノスタルジックな商店街、レトロな喫茶店はいったいどこで撮影されたのでしょうか。
千葉県立中央図書館
■住所
〒260-0855 千葉県千葉市中央区市場町11−1
■電話番号
0432220116
■営業時間
9:00~19:00(土日17:00まで、月定休日)
三女・滝子(蒼井優)がつとめている図書館は千葉県立中央図書館です。
作品の中では看板が「東京都有栖川図書館」とかかれていましたね。
第1話の冒頭で滝子が自転車で出勤してくるシーンでは外観が使われていました。
外観だけではなく図書館の中でも撮影が行われたようですね。
昭和の図書館を再現すべく本の背表紙に貼ってあるシールや目録カードが入った引き出しなど小物の装飾にもこだわったようですよ。
コーヒーハウス ブリッジ
■住所
〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目1 西銀座デパート B1F
■電話番号
03-3566-4081
■営業時間
11:00~20:00
西銀座デパート地下1階にある「ブリッジ」は、昭和33年からの歴史を持つ老舗の純喫茶です。
現在は3代目の店主が、創業者の味を守りながらお店を切り盛りしています。
作品では勝又(松田龍平)が滝子に浮気調査の証拠写真を渡すために待ち合わせた喫茶店として使われています。
「阿修羅のごとく」の原作者である向田邦子さんも「ブリッジ」のミックスサンドが好きでよく訪れていたそうですよ。
シンプルなサンドイッチは飽きがこないですよね
ジョイフル三の輪
■住所
〒116-0003 東京都荒川区南千住1丁目18−5
■電話番号
03-3801-1633(事務所)
■営業時間
10:00~20:00
咲子(広瀬すず)が恋人である陣内(藤原季節)と暮らすアパートのそばにある商店街はジョイフル三の輪商店街です。
ジョイフル三ノ輪商店街は、東京都荒川区にある昭和レトロな雰囲気が魅力の商店街です。
都電荒川線が走る風景と相まって、どこか懐かしい昭和の時代を感じられます。
「万引き家族」や「三匹のおっさん」の撮影でも使われていたそうですよ。
美家古向島本店
■住所
〒131-0033 東京都墨田区向島5丁目3−5 割烹美家古
■電話番号
0336223305
■営業時間
11:30~14:00、18:00分~22:00(日曜定休)
長女綱子(宮沢りえ)がお花を生けるアルバイトをしていた料亭「枡川」は墨田区にある美家古向島本店で撮影されました。
第2話で里見鷹男(本木雅弘)が勝又と滝子をくっつけようと「枡川」呼び出し、それに怒って出ていった滝子を追いかけて勝又がとびだしてきた門は上の画像に。
いかにも高級料理店といった感じ・・
割烹美家古向島本店は、昔ながらの日本料理を楽しめるお店です。
お店自体は、昭和の時代からあるとても古い建物で、当時の様子がそのまま残っています。
喫茶ニット
■住所
〒130-0022 東京都墨田区江東橋4丁目26−12
■電話番号
03-3631-3884
■営業時間
11:00~17:00(日曜定休)
4姉妹の父・竹沢恒太郎(國村隼)が愛人との間にもうけた息子と会っていた喫茶店は錦糸町にある喫茶ニットで撮影されました。
第5話で「ちがうよ、パパ~」と言われながらドリルをみてやっていた喫茶店です。
元々セーターをつくる町工場だったのが名前の由来だそうで、アド街でも紹介された有名店です。
店内の内装もレトロでピンクの電話もあり、昭和の雰囲気が色濃く残る喫茶店です。
銅板でじっくり焼き上げる厚切りホットケーキは絶品!
【阿修羅のごとく】ロケ地はどこ?昭和レトロな撮影場所をご紹介!まとめ
NETFLIXシリーズ「阿修羅のごとく」のロケ地、撮影場所をご紹介しました。
その場所だけでなく撮影の仕方でよりノスタルジックな雰囲気になるんですよね。
この記事がロケ地巡りの参考になったらうれしいです!