2025年1月12日放送の「がっちりマンデー!」は、今年も豪華な顔ぶれが集結した「スゴい社長大集合!新年会SP!」
新年早々、気になる企業の最新情報が満載のこのスペシャル番組。一体どんな社長たちが登場し、どんな秘話を語ってくれたのでしょうか?
この記事では、「がっちりマンデー!社長大集合スペシャル」に出演した各社の会長、社長の経歴を深堀り!
それぞれの会社がどんな事業を展開しているのか、そしてなぜ今、注目されているのかを徹底解説します。
【がっちりマンデー】社長スペシャル2025 スゴイ社長たちをご紹介!
今回出演された会長、社長たちはこちらの6名です。
ニトリHD 似鳥昭雄会長
GO 川鍋一朗会長
トリドールHD 粟田貴也社長
issin 程涛社長
アソビュー 山野智久社長
タイミー 小川嶺代表
ニトリHD 似鳥昭雄(にとりあきお)会長
「お、ねだん以上。」のCMでお馴染みの家具屋さん、ニトリ。
このニトリを大きく育て上げたのが、似鳥昭雄会長です。
広告会社での挫折を経験した後、23歳という若さで家具店を創業。
アメリカで経営手法を学び、低価格で高品質な家具をたくさん揃えた大きなお店を作ろうと決意します。
最初はなかなかうまくいきませんでしたが、お客さんの声に耳を傾け商品をどんどん改良し、社員育成にも熱心に取り組み努力し続けました。
その結果、ニトリはどんどん大きくなり、今では海外にもお店を出しているんですよ。
「お、ねだん以上。」の言葉にも表れているように、似鳥さんは、お客さんに喜んでほしいという気持ちがいっぱいの人なんです。
私たちが毎日使う家具を、もっと身近で、もっと暮らしやすいものにしていきたい。そんな思いで、ニトリを作ってきた方なんですね。
GO株式会社 川鍋一朗(かわなべいちろう)会長
「GO」のアプリ、めっちゃ便利ですよね!あのアプリを作ったのが、日本交通の3代目社長を務めた川鍋一朗会長なんです。
川鍋さんは慶應大卒で、世界的に有名なコンサルティング会社マッキンゼーで働いた経験もあるすごい人なんです。
家業がピンチになりお父様から懇願され日本交通立て直しのために入社。
川鍋さんは古いイメージがあるタクシー会社を「もっと便利にできるはず!」と思い、IT企業DeNAの力を借りて誰でも簡単にタクシーを呼べる「GO」を作りました。
それとともに若者からベテランまで、みんなが働きやすい環境を整えたいと「GO Reserve」や「GO Crew」という新しい働き方も始めました。
「GO Reserve」はアプリからの注文だけを受ける専門車両で「GO Crew」というパートタイムのタクシー運転手が向かいます。
「GO Crew」はタクシー運転手がパートタイムでできるという雇用形態で、好きな時間に働けるため定年後無理のない働き方ができたり、他の仕事と両立できたりすることでタクシー業界の人材不足解消に役立っています。
そんな川鍋会長、最初は会社をめちゃくちゃ赤字にしちゃったこともあるんだそう。
でも、その失敗から学び、今の成功に繋がったんだとか。
川鍋会長のチャレンジは、タクシー業界だけじゃなくて、私たちの生活も大きく変えてくれましたよね。
トリドールHD 粟田貴也(あわたたかや)社長
トリドールホールディングスを率いる粟田貴也社長は大学を中退して飲食の世界に。
最初は小さな焼鳥居酒屋からスタートしましたが、経営は難しく何度もピンチを迎えたこともあったそうです。
そんなある日お父さんの故郷である香川県丸亀市の讃岐うどんに感動した粟田さんは、自分でうどんのお店をやってみようと決意。
それが、今や大人気の「丸亀製麺」の始まりでした。
丸亀製麺は、できたてのうどんをリーズナブルな価格で楽しめるお店として、あっという間に人気店になりました。
そこで粟田社長が大切にしたのが「体験価値」。
うどんが作られる様子が目の前でみられ、揚げたての天ぷらの香ばしい香りや、うどんを切る音も食欲をそそります。
ただ美味しいうどんを提供するだけでなく、お客様に「できたて」のうどんを五感で味わってもらうための工夫がぎっしり詰まっているんです。
だから、多くの人に愛されているんですね。
今では丸亀製麺は日本だけでなく、世界中で愛されるブランドに。
「非効率なところに勝機がある」と語る粟田社長の努力と情熱がなければ、私たちが気軽に美味しいうどんを食べられる機会はなかったかもしれませんね。
issin株式会社 程涛(てい とう)社長
「popIn Aladdin」という、照明一体型のプロジェクターを知っていますか?
天井に投影された映像を見ながら、ベッドでくつろぐ…そんな夢のような体験を可能にした画期的な製品です。
これを作ったのが、issin株式会社の程涛(テイ トウ)社長。
程さんは東大大学院で勉強していたときに今のpopInの技術の基礎となるものを作り上げ、この技術の可能性を感じ、卒業後ベンチャー企業「popIn」を創業しました。
「popIn Aladdin」シリーズで最初にリリースされたオリジナルゲーム「スイカゲーム」も大ヒット。
同じ種類のフルーツをぶつけて合成し、最終的にスイカを作るというシンプルなルールながら一度始めると止まらない中毒性のあるゲームで「YouTube流行語大賞」を受賞しています。
その後issin株式会社を創業し、新たな挑戦として「スマートバスマット」を開発。
これは体重計と連動して体重の変化を記録してくれるバスマット。
お風呂に入る際に体重を測るという習慣をより楽しくサポートしてくれるアイテムとして注目されています。
バスタイムという日常的な行動に体重測定を組み込むことで、無理なく続けられることにしたという点がすばらしいと思います。
体重測定だけでなく、他の健康管理についてもぜひ期待したいですね!
アソビュー 山野智久(やまのともひさ)社長
山野智久社長は、なんと大学1年生の頃から起業家としての才能を発揮。
地元・柏市でフリーペーパーを創刊し、なんと累計30万部という驚異的な数字を叩き出しました。
この経験から得たのは、単なる情報発信力だけでなく、地域の人々と繋がり、ニーズを的確に捉える力だったと言えるでしょう。
その後3年で独立をする!と決意し、リクルートに入社します。
3年後リクルートを退社し2011年、カタリズム株式会社(現アソビュー株式会社)を設立。
当初は電話営業からスタートし、直接事業者を訪問し酒を酌み交わしながら営業するという地道な努力を重ねて事業を拡大。
レジャー予約サイト「アソビュー!」は、今や日本最大級の規模を誇るまでに成長しました。
しかし2020年コロナ禍に入り売り上げはなんと前年比95%減!
この危機を乗り越えるべく山野社長は施設でできる感染対策をまとめたガイドラインを専門家と作り無償で配布することから始めました。
加えて
・「密」を避け安全に施設を利用できるようにオンラインでチケットが買えるシステムをつくる
・自治体と協力して地域のお店を応援するクーポンを発行
・自宅で楽しめるようなキットを作る
など新しい取り組みもたくさん行いました。
また雇用を守るため社員が元の会社(出向元)に籍を置きながら、別の会社(出向先)で一定期間働ける在籍出向制度を取り入れたことも注目されました。
山野社長はアソビューの顧客である事業者やそのまた先のお客さんの痛みを解決したいという「顧客起点」と、困難な中にも光を見出す信念により、アソビューをピンチから救い出したんですね。
タイミー 小川嶺(おがわりょう)代表
タイミーはスキマ時間を活用して働ける新しい働き方を提案するベンチャー企業です。
スマホでサクッと仕事をみつけて、ちょっと空いた時間を使って働きたい人や、すぐに人を雇いたいお店、そんな人たちを繋いでくれるサービスです。
このタイミーを作ったのが、小川嶺さんというとっても若い社長。
高校生の頃から起業に興味を持っていて、大学生の時にはすでに自分で会社を始めていたそう。
小川さんは「働く」ことを、ただお金を稼ぐだけではなく自分の成長に繋がる大切な時間だと思っています。
従来の働き方にとらわれず、みんながもっと自由に働ける世の中を作りたいと思いタイミーを始めたんだそうですよ。
小川氏は若くして起業家として注目を集めていますが、タイミー立ち上げの前には友人と共同で事業を立ち上げるも失敗を経験しています。
その道のりは決して平坦とはいえません。
失敗もたくさんしたけど、決してあきらめずに努力し続けている小川代表。
その姿から何かを始める勇気をもらえる若い人たちがたくさんいるのではないでしょうか。
【がっちりマンデー新春SP】すごい社長大集合!出演社長たちはどんな人?まとめ
2025年1月12日放送の「がっちりマンデー新春SPすごい社長大集合」に出演された社長のみなさんをご紹介しました。
みなさんに共通していることは、人並外れた行動力とそれを続けることができること、そしてなにより「顧客ファースト」をとことん突きつめていることだと感じました。
番組では出演された社長さんたちが今注目しているビジネスについても紹介されていて、とても興味深かったですね。
新しい事業に向けて常にアンテナをはっているのかもしれません。
やっぱりがっちり儲けている社長さんはすごい!!